クライフ航海記
こんにちは!
めっきり寒くなりましたね。
寒さとブタクサの花粉で鼻づまりが酷いです。
点鼻薬が手放せませんね。
この仕事をしていると、友人からよく引越などの相談をよく受けます。
また私と同世代だと賃貸で1人暮らししている友人もよくいるので
「これはどういうこと?」「こういう場合ってどうすればいいの?」とよく質問があります。
頼ってもらえるというのは嬉しいことです。
先日彼女と同棲を始めるうえで、
インターネットで部屋探しをしている友人から一本の連絡がありました。
「敷金・保証金・礼金・敷引きって何なん?」
確かに、「敷金・礼金」はよく聞くと思うのですが、
「保証金・敷引き」はあまり馴染みがないかな?と思います。
私もこの仕事をする前は「保証金・敷引き」なんて言葉は聞いたことがありませんでした。
みなさんは違いが分かりますか?
敷金=家賃滞納や部屋の破損があった場合に充当できる家主さんに預けるお金の事。
退去時に家賃の滞納があったり、借主の故意による破損などがあった場合、敷金から相殺されて返金されます。
礼金=契約時に借主が家主さんに支払う一時金の一つ。
部屋を貸してもらうお礼の意味合いとして支払うものなので、
敷金と違い、契約が終了しても通常は返還されません。
近年では契約時の初期費用を抑える為、「敷金・礼金なし」とおう物件が増えています。
次に「保証金・敷引き」についてです。これがまたややこしいので
かなり噛み砕いて説明しますが、
敷引き=預けた敷金の一部を返金しない契約の事。
戻ってこない一時金なので、礼金と同じと考えて頂いても問題ないかと思います。
保証金=こちらも名称が違うだけで、『物件を借りるときに家主さんに預けるお金』
という意味では敷金と同じ意味で使われるのが一般的です。
保証金・敷引きがセットで表記されている場合、戻ってくるのは保証金から敷引きの額を引いた金額となります。
ん~この業界にいるので分かりますが、全く無知な人にこの説明をするのはなかなか難しい。
友人は理解した!と言っていましたが、本当に理解したのだろうか…。
不安が残りますが、友人の部屋探しがうまくいくことを願うばかりです…。