クライフ航海記
皆さんは最近泣いたことはありますか?
私は最近とても悲しいことがありました。
私の飼っていたハムスターのみりむちゃんが天に召されてしまいました。
ハムスターは寿命が短いとは覚悟していたものの、まだ1歳なので早すぎる死を迎えてしまいました。
もしかしたら、助けてあげられたかもしれない。
そう思うととても歯痒くその日は1日泣いてしまいました。
ですが、みりむちゃんと過ごした1年とても楽しかったことを思い出しました。
きっとみりむちゃんも幸せに過ごしてくれただろうと思います。
話は変わりますが、社長から教えて頂いたのですが、死には2種類あります。
「第一の死」は、生物学的な死。魂が死者の国に移ります。
「第二の死」は、現世の人から忘れ去られてしまうこと。
死者の国からも存在が消滅します。死者の国は、人の記憶で成り立っているのです。
また、青い鳥の話の中でもこのような一文があるそうです。
チルチルとミチルが思い出の国を訪れて、祖父母と再会します。
「私たちはいつでも、ここにいて、生きている人たちが会いに来てくれることを待っているんだよ。
お前たちが最後に来たのはハロウィーンだったね」とおばあさん。
「え、あの日は、風邪で寝込んでいてどこにも行かなかったよ」とチルチルが答えます。
「でも、私たちのことを思い出しただろう? 私たちのことを思い出してくれるだけでいいんだよ。
そうすれば、私たちは目覚めて、お前たちに会うことができる」とおばあさん。
そしておじいさんはこう言います。
「一生を終えて、眠るということはよいことだよ。でも、時々目が覚めるのも楽しみなものだ」
このように考えると、私が忘れなければ、みりむちゃん私の中で生き続けてくれるということがわかり気持ちが楽になりました。
後悔先に立たずという言葉があるように悔やんでもどうにもなりません。
後悔のないよう今後もこの気持ちを忘れないでいきたいと思います。