PM事業部 松永 自己紹介

さんふらわあの旅とそうめんの話 ~航海3645日目~

2025/08/22(金) PM事業部 松永

皆様こんにちは!

お盆休み、家族で鹿児島の祖母の家に行ってきました。

移動は「さんふらわあ」。大阪南港を出航して夜の海を渡り、翌朝、桜島を望む鹿児島に到着します。

大きな船に乗るのは子どもたちにとって初めてで、デッキで夜風を浴びたり、船内を探検したりと、

移動そのものが特別な体験になりました。

祖母の家に着くと、夏の定番“そうめん”が待っていました。

ただ鹿児島には、ちょっとユニークなスタイルがあります。

■流しそうめんとそうめん流し

多くの人がイメージするのは、竹を割った樋に水を流し、そこにそうめんを流して箸で取る「流しそうめん」。

清流や庭先で楽しむ、夏らしい風景です。

一方、鹿児島の「そうめん流し」は回転式。

大きな円形の水槽に冷たい水をぐるぐる循環させ、その中をそうめんが泳いでいきます。

参加者は流れてくるそうめんをすくって食べるスタイルで、鹿児島ではこちらが一般的。

昭和30年代に指宿市唐船峡で考案されたのが始まりだそうです。

祖母の家でも家庭用の回転式そうめん流し機を使っていて、子どもたちは夢中で箸を構えていました。

竹を流れてくるスタイルしか知らなかったので、「これは流すというより回すんやな」と笑っていたのが印象的でした。

船旅も、そうめん流しも、楽しげな表の姿の裏には“整える人”の工夫があります。

さんふらわあは夜通しの安全運航のために細かな整備が行われ、

そうめん流しは水を循環させる仕組みや食べやすい高さの工夫が施されています。

賃貸管理の仕事も同じです。

入居者様やオーナー様が安心して暮らせるように、点検や修繕を重ね、“当たり前の日常”を整える。

表からは見えにくい準備や仕組みがあるからこそ、安心が続いていきます。

 

今年のお盆は、祖母に会えた喜びと、

鹿児島ならではの「そうめん流し」を子どもたちと一緒に体験できたことが大きな思い出になりました。

旅先で改めて感じたのは、暮らしを支えるための「見えない工夫」の大切さ。

仕事でも、そんな目に見えない支えを誠実に積み重ねていきたいと思います。

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