代表取締役 唐津 自己紹介へ

「空気を読む力と読まない勇気」について~航海3612日目~

2025/07/13(日) 代表取締役 唐津

日曜ブログの113回目

先週末がハードワークで今週明けが自分の体力の中では山場。

 

経営者として社交的な仕事は一定あるものの

これはいつまでも同じようには出来ないしやるべきではないなと思う今日この頃。

否定するつもりはありません。

ただプラスとマイナスが両方あって、マイナスがカバーしきれなくなってまで

無理してやるものでもないという話です。

まあやめるって宣言する程やってないけど(笑)

 

まあでもそうなったらそうなったで好きな仕事や現場により時間を取れるし

それはそれで今から楽しみです。

 

話は変わりますが

先日、期日前投票をしてきました。

(ちょっとでも人混みを避けたいので)

 

すると見知らぬマダムが、

「期日前投票に来たの?改ざんされるかもしれないから

あんたボールペンで書きや」

と声を掛けてきました。

 

「おお、そうなんですか?わかりました」

と素直にボールペンで書いたので私の一票はきっと改ざんされないでしょうが

そんな声掛けするなんて熱心な方もいるものなんだなと。

 

これまた陰謀論と言ってしまえばそうなのですが

いつも変わる事なく私のスタンスは

「信じるわけでもなければ、信じないわけでもない」です。

 

もし陰謀論が真実だったとして困るのなら困らないようにしよう。

それだけです。シンプルでしょ。

 

信じるの信じないの、右だ左だ、人の意見を押し付けられるのは

ただでさえ暑苦しいんだからまっぴらごめん。 

相手の意見を尊重しない人の言う事なんて

たとえ正しかったとしても聞く気になりません。

 

それの最たるもののメディアの討論とかは気分が悪くなるので

勿論見ませんし悪影響なので子供にも見て欲しくないです。

 

 

さて本題。

「空気を読む力と読まない勇気」について

 

「空気を読まないですよね」

よくそう言われます。

 

がしかし。

これは誤解のないように言っておきます。

 

空気を「読まない」のではなく、

「読めているけど読まない事を選択している」

のです

 

まあ、これに関しては結構パーソナルな話なので

言うのも微妙なのですが一応言います。

(信じるも信じないもあなた次第です)

 

生い立ちなのか、修羅場の数なのか、育ってきた環境の影響なのか

自分は人の感情や場の空気にとても敏感で

言葉にされていない本音や、場に漂う緊張感、関係性の中にある微細な違和感が、

自然と強く伝わってくるタイプです。

 

人が発する言葉はもちろん音として聞こえてきますが

それとは別に相手の感情がテレパシー的に伝わるみたいなね。

 (こういう人はエンパスといって10人に1人ぐらいの割合でいるそうです。)

 

だから、大勢が集まる場があまり得意ではないのです。

イベントで20名以上が集まるような時とか、

誰が気を使っているか、誰が浮いているか、誰が本当は疲れているか

そういった声というか情報が自然と入ってきてしまうので

その場を「楽しむ」というより、常に場の状態を把握し続けている感覚で

実際は処理する情報が多くてエネルギーを使ってしまうのです。

 

もちろん、経営者としてそれを理由に距離を置くわけにはいかないので

対策はしています。

 

それは本音で生きることです。

スローガンはいつも

「ノーモア、本音と建て前のギャップ」

 

「場の空気」よりも「本音と整合性」を優先することで

無駄に空気を読まないですむし、ギャップに疲れないですむのです。

 

実際、「ブレないですよね」と言われることが多いのもそう。 

ブレる方が情報量が多くて大変なのです。

 

とはいえ本音で生きる事は実際相当なカロリーがいります。

それが原因で不要な揉め事もかつてはいくつか起こしてしまいました。

 今となってはどうしてもギャップが多い人とは

距離を空けるのでそれもほとんどなくなりましたけどね。

 

「やりたいことやりたい。

いたいこと言いたい。

だからこそ、やるべきことをきっちりやる。」

 

本音で生きるためには、

人の倍努力し、倍忍耐することを自分に課す必要があります。

だって結果が伴っていない人の言葉なんて響かないでしょ。

 

 ただ、自分としてはやりたくてやっている事なので

努力って感覚は実際は皆無。

 

予習、復習含めて準備が多くなるので多少疲れる事もありますが

今となっては価値のある能力だと思って感謝しています。

 

ただ、そんな自分にとって大切なのは、

本音を言っても大丈夫だと思える信頼関係を築くこと。

 

そんな会社を探しても見当たらないので

創業してから

「自分みたいな空気に敏感な人が疲弊せずに働ける組織」

にしようと思って経営をしています。

 

空気を読んでしまうがゆえに人に疲れて、人間不信になったり

自暴自棄になる事のないようにね。

 

世の中は本音と建て前が沢山あります。

全てを変える事など出来ないのも事実。

ただ、この会社には心から信頼出来る仲間がいると

思って働ける方がきっと幸せだろうなと思うので。

 

逆に言えば「裏表が強い人、嘘を付く人、利己主義な人」にとってうちの会社は

とても居心地が悪いという事です。(いい事です)

そういった環境は20代のうちに沢山経験したので

同じ不幸を繰り返すつもりは毛頭ありません。

 

社員がイキイキと、本音で、誠実に仕事に向きあってくれる事が

経営者としての喜びややりがいでもあり、私が疲れないですむ環境なのです(笑)

時が経ってもこのスタンスのまま会社の文化として維持し続けて欲しいものです。

 

今日は最後に何が言いたかったかっていうと

 

「何回もいうけど人間言っている事よりもやっている事」

 

結果を出しますと言って

行動しない人、

数字にこだわらない人、

期日にこだわらない人、

クオリティにこだわらない人、

相手のありがとうや笑顔に興味が無い人。

 

 言葉はどれだけ立派な事を言っても

本人がいくら否定しようが

行動と結果が見事なまでに

「私は嘘つきです」と自己紹介しているようなものです。

 

もし、違うと言いたいなら、証明したいなら。

行動と結果で相手の期待を上回って

背中で「私は誠実です」と語ってください。

そうしたらあなたも立派な仲間です(笑)

 

まあ、私自身も

「団体行動が得意ではない男」というレッテルもよろしくないので、

疲れないですむ信頼出来る仲間を増やして

団体行動が出来るように研鑽していかねばです。

 

今日はこのへんで。

ではでは。

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