皆様、おはようございます!
私事ですみません・・・。
先日の結婚記念日に家族でホールケーキを食べた時の話です。
特別なことをするわけでもなく、いつものケーキ屋さんで、いつもの味。でも、ちょっとだけ特別な日。
ホールケーキって、まんまるで、見た目はきれいだけど、いざ切り分けようとすると意外と難しい。
大きさはもちろん、いちごの位置、クリームの量、スポンジの端っこ・・・。
どれを誰にするか、ちょっと考える。
長男は受験生で疲れていそうだから甘めを多めに。
長女は最近部活がんばってたから、いちごの大きいところを。
妻と僕はまあ、なんでもいいか、みたいな感じで。
そんなふうに分けているとき、「平等」と「公平」って言葉をふと思い出しました。
平等は全員に同じように分けること。
公平は、その人に合った分け方をすること。
どちらが正しいかは場面によって違うけれど、「ちょうどよさ」を考えて分けるのは、なんだかやさしいなと思うのです。
仕事でも同じような場面があります。
たとえば、修繕対応。
物件ごと、入居者様ごとに事情はさまざまで、すべてを同じように進めるのは難しい。
優先順位をつけたり、少し待ってもらったり。
そんな時に大切なのは、「どうしてそうしたか」をちゃんと伝えることだと思っています。
すべてが伝わるわけではないけれど、伝えようとすることには意味がある。そう信じています。
結局、いちばん大きないちごは、娘に「それちょうだい」と言われてあっさり取られました。
そんなやり取りもふくめて、あたたかい夜でしたよ。
ではまた。