日曜ブログの124回目。
先日、母親が元気にやっているかどうかの確認も含めて
お土産を持って顔を見に行きました。
親孝行は生きているうちにしか出来ないですからね。
そこで
「あんたに言っておきたい事がある」
と突然言われました。
何だろう?
何かいい話が聞けるのかなと思ったのですが
放った言葉は
「あんたも良い年やし、
化粧水と乳液使わんと、
ほうれい線目立つようになるで」
でした。
なんじゃそれ。
・・・・
良い化粧水と乳液を知っている人は教えてください。
さて本題。
「ポジティブなチーム」について
不動産管理の仕事は、決して個人プレーでは成立しません。
それは仲介業とは大きく異なる部分です。
例えればサッカーチームでのようなもので、
それぞれのポジションが意思の疎通をとり、
連携連動して成果をつくる仕事です。
独りよがりにパスも出さずにゴールを決めれる仕事ではないのです。
そして連携連動というのは簡単ですが、
すぐに出来るものではありません。
「ローマは一日にして成らず」です。
人間関係のすれ違いは避けられません。
そう「絆をつくる過程」で必ず衝突は起こるもの。
ポジティブな未来の為にネガティブという過程をたどるのです。
とはいえ普段、
私は「愚痴や不平不満が嫌い」と公言しています。
読者のみなさんの中で
「じゃあ社長は愚痴や不平不満を言わないの?」って
思うかもしれませんね。
人間なんでね。
愚痴や不平不満を一切言わずに生きることは
できないのはわかっています。
仕事で疲れた時、
理不尽に感じた時、
口から出る事があるのは私だって同じです。
(あんまり言いませんけど)
先日、とある女性社員が
「私、ネガティブな人が苦手なんです」
と言っていました。
具体的にそれってどんな人?って聞くと
「ネガティブで終わる人が苦手なんです」と。
そう全くその通り。
(我ながらいい人を採用したものです)
愚痴や不満を口にするのは人間らしさだけど
最後に前を向けるかどうかで、
信頼って決まるわけです。
あ、そうそうちなみに、
CLIFには「サシ飲み制度」という文化があります。
そこにはルールがあります。
「愚痴・悪口・自慢話・説教は禁止」
愚痴や悪口で終わらせるのではなく、
最後は前向きに終わろうねという文化を
守るための合言葉みたいなもの。
どうせ多少は愚痴っているだろうとおもいますし。
そういうネガティブな話も腹割って出来る関係性も必要です。
ただネガティブがあったとしても最後はポジティブに終えて
「よし、明日もやろう」と思えるかどうか。
それが大事なわけです。
ネガティブで終わると疲れるし、
前に進まないし、
ただ傷をなめ合う時間って
正しい、正しくない、あいつが悪いとかの話はさておき
ただただ人生の時間の無駄遣いでしょ?
一時的なガス抜きタイムならまだしも、
それが恒常的になると話は別なのです。
愚痴や衝突を前進に変えられず、
お互い成長せず、お互い信頼を失うだけ。
具体的に書くとこんな感じです。
• 責任を回避し、常に人のせいにする
• 表では良い顔をして、裏では愚痴や不満を撒き散らす
• 自分の感情を優先し、チームや目的を置き去りにする
• 指摘や助言を素直に受け取らず、改善を拒む
• 衝突を絆に変えられず、対立を拡大させてしまう
• 一貫性がなく、場面ごとに態度を変える
こうなってしまうと
どれだけ能力があってもチームには馴染めず、
成長出来ないどころか、人間関係も破壊してしまいます。
まあとはいえ、
悲しいかな、
「愚痴を言ってはいけない」
と言われれば言われるほど、
人は愚痴を言いたくなるものです。
「衝突してはいけない」
と思えば思うほど、
余計にぶつかるものです。
だから大事なのは、
愚痴や衝突を避けることではなく、
最後にどう終えるか。
愚痴で止まらず、衝突を絆に変え、ポジティブな未来を目指せること。
愚痴や不平不満を言わない人もいないし、
たまには言ってガス抜きしたらいい。
想いがあるなら衝突したらいい。
そんなに良い人でなくてもいい。
でも最後はポジティブで締めくくろうな。
そう思っています。
その人間らしさを抱えながら、
ちょっとずつでも自分を好きになれるようになればOKで
それもうちの会社の文化の一つであり、
仕事で信頼を積み重ねる条件だと思っています。
今日は最後に何が言いたかったかっていうと
「ネガティブに終わるのは簡単。
一時的な楽を選ぶのではなく
強引にでもポジティブに
持っていくのがプロなんだよ」
ってこと。
今日はこのへんで。
ではでは。