PM事業部 松永 自己紹介

ちゃんとやるということ ~航海3604日目~

2025/07/05(土) PM事業部 松永

皆様こんにちは!

明後日7月7日は七夕ですね。

街中のショッピングモールに笹飾りが立ち始めると、「ああ、そんな時期か」と、ちょっと肩の力が抜ける気がします。

短冊に願いごとを書くという習慣、大人になると、なかなかしなくなりますが、

たまには「叶うかどうかは置いておいて、願ってみる」っていいものです。

 

七夕の主役、織姫と彦星の話には、ちょっとした“教訓”が込められています。

ふたりはもともととても働き者で、織姫は機織り、彦星は牛の世話に勤しんでいました。

でも、結婚してお互いに夢中になってしまってからは、仕事そっちのけで遊ぶようになってしまった。

それを見た神様(織姫の父)は怒って、ふたりを天の川の両岸に引き離してしまいます。

そして、「ちゃんとやるなら年に一度は会わせてやる」と。

昔話とはいえ、どきっとする話です。

 

賃貸管理の仕事もまさに【ちゃんとやる】の連続です。

たとえば、エアコンの不調。

入居者様から連絡が来てから対応するのも大切ですが、「その前に気づけていたら」と思う場面も少なくありません。

共用部の電球、ポストの開き方、雨樋のつまりなど、

少しの変化に目を向けられるかどうかで、トラブルになる前に手を打てるかどうかが変わってくる。

「いつものことだから大丈夫だろう」「たぶん大丈夫」

そういう“慣れ”が、油断を生む。

七夕の話は、ふたりが怠けたから叱られたというより、

「信頼されていた役目を、忘れてしまった」ことが問題だったのかなと思います。

 

この仕事は、誰かの暮らしを支える仕事です。

見えないところで、そっと整えていく仕事です。

だからこそ、「目の前のことをちゃんとやる」ことが、何よりも大事なんだと、改めて思います。

 

今年の七夕、空が晴れるかどうかはわかりませんが、ふたりが無事に会えるといいなと思いつつ、

自分も任されていることを怠らず、誠実に向き合っていこうと思います。

願いごとを書くなら、

「今年も、小さなことをちゃんと積み重ねられますように」

そんなふうに書いてみようかと、ふと思いました。

ではまた~

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