文庫本Xという本をご存知でしょうか。
文庫本Xとは、本のタイトルではありません。
盛岡の書店で売られ始めた本なのですが、
書店員さんの熱い感想文が書かれたブックカバーをかけて、
タイトルも著名も明かさず、分かることは内容が
ノンフィクションであること、価格は税込み810円で、
500ページ超であることだけ。
もちろん中身の確認ができないように立ち読み防止のビニールが
かけられているという徹底ぶりです。
そんな何も分からない本なので「文庫本X」と呼ばれているのです。
今は本が売れない時代だと言われているにも関わらず、
この文庫本Xは、わずか1ヶ月で300冊以上が売れ、
その後も売上を伸ばし続けています。
なぜこの謎の本が売れたのか。
それは、この本はどんな本なのだろうか、と、人をワクワクさせたからだと思います。
決まりきったことなんて何も面白くありません。
私も人を、そして自分自身もワクワクできるよう仕事に取り組みます!