皆様、おはようございます。
7月14日は、気象衛星「ひまわり」の打ち上げ日です。
最初のひまわり1号が宇宙へ飛び立ったのは、1977年のこの日。
それ以来、日本の空を、いや地球全体を見守ってきた存在です。
「ひまわり」という名前は、太陽を追いかける花のように、地球を絶えず見つめ続ける姿にちなんで名づけられたそうです。
なんだか、詩のようで、でもすごく的を射ている名前ですよね。
実際にひまわりが観測しているのは、雲の動きや台風の発生、気温や湿度の分布など、一見“目に見えない変化”です。
それらのデータがあるから、私たちは日々の天気を知ることができる。
災害から身を守ることができる。
でも考えてみれば、この「見えない変化を見つける」って、どこか管理の仕事にも似ているなと思いました。
賃貸管理の現場でも、私たちが日々向き合っているのは“まだ起きていない問題”や“小さな変化”です。
設備の音が少し違う気がする。
入居者様の声に、どこか引っかかりがある。
季節が変わるタイミングで、起こりがちなトラブルを予測して準備しておく。
表に出る前の違和感に気づけるかどうか。
そこに早く手を打てるかどうか。
それだけで、その物件の「空気」や「安心感」は大きく変わるんだと、日々実感しています。
気象衛星ひまわりは、空のずっと高いところから、静かに、正確に、地球を見つめ続けています。
私たちの仕事は、もっと地面に近い。
見守る距離も規模も違うけれど、“暮らしを見守る”という意味では、少し似ているのかもしれません。
見えないところで、ずっと誰かを支えている仕事。
その大切さを、改めて思い出させてくれた一日でした。
それではまた~