お盆休みも終わり、街にはいつもの日常が戻ってきました。
帰省や旅行から戻られた入居者様も多く、「さて、また頑張るか」という空気が漂うこの時期。物件管理の現場にとっても、
ここからが“後半戦”のスタートです。
実は、お盆明けこそ、物件にまつわるトラブルや変化が表面化しやすい時期でもあります。
「エアコンが急に効かなくなった」「室内で水漏れしていた」「ポストがチラシでパンパン」「ゴミ置き場が荒れていた」など、長期不在だったことで気づきにくかったトラブルが、一気に持ち込まれるのがこのタイミングです。
さらに、休み明けは業者手配が立て込む傾向にあり、「すぐに見てほしいのに来週まで無理」といったケースも多くなります。
まさに、“お盆後こそ管理の腕の見せどころ”と言えるかもしれません。
だからこそ、今やるべきは「振り返り」と「備え」。
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休み前後でトラブルの傾向はどうだったか?
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入居者様からの連絡内容は?
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巡回点検や共有部の状況に変化はないか?
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ゴミ置き場や外観、草木の手入れは問題ないか?
こうした観点での点検や情報整理を、管理側で早めに行うことが、次の“安心”につながります。
また、今後の備えとして、入居者様に向けた「不在時の注意点」や「連絡先の再周知」なども、メールや掲示物を通じて改めて共有しておくと効果的です。
夏後半から秋にかけては、台風や急な気温変化も増える季節。今のうちに、設備の簡易チェックや共用部の確認をしておけば、突発トラブルへの対応力もぐんと高まります。
オーナー様にとっては、お盆明けは“気が緩む”タイミングである一方、“気を配る”絶好の機会でもあります。
入居者様にとって、「帰ってきたら安心できる」そんな物件であり続けるために。
ぜひ一度、物件を“休み明けモード”から“通常モード”へ切り替える、ちょっとした見直しの行動を進めていきます!
では”