皆様こんにちは!
明後日7月7日は七夕ですね。
街中のショッピングモールに笹飾りが立ち始めると、「ああ、そんな時期か」と、ちょっと肩の力が抜ける気がします。
短冊に願いごとを書くという習慣、大人になると、なかなかしなくなりますが、
たまには「叶うかどうかは置いておいて、願ってみる」っていいものです。
七夕の主役、織姫と彦星の話には、ちょっとした“教訓”が込められています。
ふたりはもともととても働き者で、織姫は機織り、彦星は牛の世話に勤しんでいました。
でも、結婚してお互いに夢中になってしまってからは、仕事そっちのけで遊ぶようになってしまった。
それを見た神様(織姫の父)は怒って、ふたりを天の川の両岸に引き離してしまいます。
そして、「ちゃんとやるなら年に一度は会わせてやる」と。
昔話とはいえ、どきっとする話です。
賃貸管理の仕事もまさに【ちゃんとやる】の連続です。
たとえば、エアコンの不調。
入居者様から連絡が来てから対応するのも大切ですが、「その前に気づけていたら」と思う場面も少なくありません。
共用部の電球、ポストの開き方、雨樋のつまりなど、
少しの変化に目を向けられるかどうかで、トラブルになる前に手を打てるかどうかが変わってくる。
「いつものことだから大丈夫だろう」「たぶん大丈夫」
そういう“慣れ”が、油断を生む。
七夕の話は、ふたりが怠けたから叱られたというより、
「信頼されていた役目を、忘れてしまった」ことが問題だったのかなと思います。
この仕事は、誰かの暮らしを支える仕事です。
見えないところで、そっと整えていく仕事です。
だからこそ、「目の前のことをちゃんとやる」ことが、何よりも大事なんだと、改めて思います。
今年の七夕、空が晴れるかどうかはわかりませんが、ふたりが無事に会えるといいなと思いつつ、
自分も任されていることを怠らず、誠実に向き合っていこうと思います。
願いごとを書くなら、
「今年も、小さなことをちゃんと積み重ねられますように」
そんなふうに書いてみようかと、ふと思いました。
ではまた~