皆さん、こんにちは!
先日福岡へ出張に行かせてもらったのですが、そこへ向かう際中に読んだ本が面白かったので紹介させて下さい、
タイトルは『コーチングが人を活かす』です。
相手が自分の考えを形にしたり、内から外へ出す手伝いをどのようにするのかが詳しく載っている本です。
これから相続コンサルタント、ファイナンシャルプランナーとしての活躍を目指すにあたり、損するか得するかの数字の話だけでなく心配や不安な気持ちも解決できるようになりたいので、タイトルに惹かれて手に取りました。
読んだ感想としては、コロンブスの卵というか、ちょっとしたことですぐに取り掛かれるような簡単なものなのに今までまったく気が付いてないことがたくさんあり、今後何度でも読み返したくなるような名著でした。
そのひとつで紹介したいのが、なぜ?となに?という聞き方の違いです。
例えば部下が目標を達成できなかったとして、聞き方は2つあります。
1 なぜ目標を達成できなかったのか?
2 何が問題で目標を達成できなかったんだと思う?
聞いていることは同じなのに、印象がまったく異なると思いませんか?
なぜ?と聞かれるときは大体怒られているときなので、人は「なぜ?」とクエスチョンをぶつけられると自分が非難されているように感じるので防御態勢に入ってしまい、思考が停止します。
しかし、何(が問題なのか)と聞かれると、問題点と自分の間に距離ができて、客観的に考えられるようになるのだそうです。
自分を振り返ると、めちゃくちゃ「なぜ?」を使ってしまっているなぁ…と反省しました。
(怒っているときも、大体がなんでやねん!と怒っている気がします)
読んでいると、勉強になるだけでなくたまにグッサリ突き刺さることもありますが、成長痛だと思って頑張ります。