資産価値を守る大規模修繕

大規模修繕で資産価値を守っていきましょう

物件は購入した瞬間から価値の下落が始まると言われています。

経年による劣化や不具合を解消し、可能な限り「原状回復」を図ることで資産価値を守る工事が大規模修繕です。

定期的に修繕を実施し、資産価値を守っていきましょう。

 

目次
1. 大規模修繕の目的とは?
2. 大規模修繕の実施時期とは?
3. 大規模修繕の具体的な計画とは?

 

大規模修繕の目的とは?

 

一般的に大規模修繕には上記6つの目的があると言われています。

建物の寿命=耐用年数(償却年数)と勘違いされている方が多いですが、実際のところはメンテナンス状況によって大きく変わってきます。

例えば、鉄筋コンクリート造の法定耐用年数は47年ですが、実際には47年を超えても快適に暮らせているマンションは多くあります。鉄骨造の建物も同様です。
特に近年は、建物の性能が上がってきていることもあり、住宅の寿命はさらに延ばすことができるでしょう。

古いマンションやアパートでも、メンテナンスがきちんとされていれば、建物の劣化スピードを遅らせて、住み良い環境を保つことができます。
同じ築年数なのに、物件によって状態が違うのはメンテナンスによる差が大きいのです。

 

大規模修繕の実施時期は?

修繕時期は箇所によってそれぞれ違いますが、足場を必用とする工事が大半の為、まとめて実施することによってコストダウンに繋がります。

一般的に10年から15年ごとに修繕を行いますが、10年経過していなかったとしても、外壁に剥がれやヒビを発見した場合は、早めに建物調査を実施して下さい。

異常があった場所から劣化が進行します。また、剥がれたタイルや外壁が歩行者にぶつかり、ケガを負わせてしまう可能性もあるからです。

進んだ劣化を回復し、一般住宅水準の性能を維持することで、資産価値を守り、危険防止にも繋がります。

まずは専門業者の建物調査を受けましょう。修繕が必要な箇所や時期が分かります。

 

 

 

  

 修繕の時期は場所によってそれぞれ違いますが、足場を必要とする工事はまとめて行うとコストダウンになります。

・屋上防水工事 12年~15年

・バルコニー天井塗装工事 10年~12年

・バルコニー床防水工事 15年~20年

・エレベーター取替工事 30年~

・シーリング工事 5年~10年

・タイル解体補修工事 8年~12年

・照明器具取替工事 8年~12年

・構内舗装改修工事 20年~25年

・機械式駐車場取替工事 20年~25年

・解放廊下防水工事 12年~15年

・給水ポンプ取替工事 20年~25年

・受水槽取替工事 20年~25年

・鉄部塗装工事 5年~6年

 

  

 

 大規模修繕の具体的な計画は立てていますか?

 

大規模修繕の具体的な計画を立てておくことで、修繕すべきタイミングを逃すことがなくなります。

建物劣化診断を行い、必要な修繕箇所の把握、実施時期を計画していきます。

実施時期を把握することで、それに備えた資金計画を立てましょう。

 クライフでは建物劣化診断、修繕プランの提案を行っております。

もっと詳しく知りたい、相談したい場合は、お気軽にご連絡下さいませ。