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「頼れると依存させるの違い」について~航海3605日目~

2025/07/06(日) 代表取締役 唐津

日曜ブログの112回目

引き続き絶賛腰痛ケア中です。

お酒もほぼ飲まず、真面目な生活2ヶ月ぐらい続けています。

来週ぐらいから少し飲んでみたいなと思いつつも

こればっかりはその時の腰のゴキゲン次第。

 

ケーキなどの洋菓子、揚げ物を避け、カロリーやPFCバランスを

毎日記録して体重を減らせば腰痛が治ると思ったのですが

そんな簡単な話ではないようです。

 

とはいえ別に意識高い系になったわけではありません。

あれも駄目、これはダメなんて生きていたら

途中で地球が滅亡したら間違いなく地縛霊になってしまうでしょうから。

 

「健康やストイックな生活を自慢し出したら経営者として終わり」と、

親友に言われた事がありますがそれは全くその通り。

たまにSNSで見ますけど、勝手にしとくんなはれれの世界です。

自分はただ腰痛対策でやっているだけ。

 

とはいえ酒も飲まずにヘルシーな食事だと睡眠の質もいいし

仕事でのベストパフォーマンスを考えると、この生活はめちゃくちゃアリです。

それで、たまに体に悪くても美味しいものをご褒美にするっていう方向性でいこうかと思っています。

なんせ結局一番体に悪いのは我慢してのストレスですからね。

 

ただ~!!

それを言っていいのは先にやる事やった人ね。

 

ご褒美はいつだって後だから値打ちがあるのです。

簡単に得られるご褒美に慣れると

人間はつけあがって、腐っていくのです。

 

そしてご褒美といったら何でもいいかって言ったらそんな事ないです。

やってはいけない事、体や精神に悪影響が過ぎる事なんかは

いくら新しい経験といえど避けるべきです。

 

自分の判断基準は「その経験が仕事や趣味に役立つかどうか」

ややこしいのはノーサンキューです。

 

あと最近、「40代が元気に遊べる一番楽しい時だ」と良く言われるものの、

その言葉よりも「50歳になると一気に病気が顕在化する」という言葉の方が

自分の中では響いています。

50になった時に後悔しないようにしておかないと

無責任やろってリトル唐津が叫んでいるのです。

 

まあ確かにな。

社長の健康と会社の経営って密接に関係しているもんなと

ぐうの音も出ません。

 

そんなこんなでこの半年。

多少体重や体脂肪も減りましたが、確信した事があります。

 

失敗パターンの典型は

健康的になるために「何か足そう」とする事

どのサプリを飲めばとか、どんな運動をすればとかね。

 

そして成功パターンは

「不健康な要素を減らす」とする事

これだと上手くいくのです。

 

足すのではなく、減らす、捨てることから始めるのが大事なのです。

 

わかるかな?

ボクシングを始めようとしている某社員X氏。

まずはミルクティーとコーラをやめましょう。

 

 

さて本題。

「頼れると依存させるの違い」について

 

うちの会社でも大いに取り入れているCPMCertified Property Manager)は

「収益の最大化」を掲げる資格ですが、現場での実践では誤解が生まれやすい言葉でもあります。

 

「最大化」と聞くと、つい「プラスを足していくこと」ばかりに意識が向かいがちですが、

私はまず「マイナスをゼロに戻すこと」こそが本質だと考えています。

 

たとえば、無駄な支出を見直す。適切でない募集条件を正す。

放置されたクレームや管理不全を丁寧にリセットする。

この「ゼロに戻す」という作業こそ、持続的な収益の土台をつくる第一歩です。

 

冒頭話した内容と全くリンクしますよね。

スタートの取り方が失敗パターンにならないように気を付けて下さいね。

 

現実はマイナスを放置したまま、ごてごて足すから

効果が出なかったり、むしろ悪くなったりする事が往々にしてあります。

 

賃貸経営の相談などを聴くと大概が「難しい」という話をされます。

そんな時に、「じゃあこれをしましょう」と言うだけではなく

「じゃあこれをやめましょう」と言える人が本当のプロの見分け方です。

管理会社を選ぶときは是非参考にして下さい。

 

そしてそのプロセスで、私たちが最も大事にしているのが「関係性」です。

お互いがリスペクトし合えること。これが、ベストパートナーの条件です。

 

ところが、業界には「全部任せてください」「面倒なことは私たちが全部やっておきます」と、

聞こえのいいセリフを並べて依頼者を「無力化」していくサービスや人達も少なくありません。

無意識じゃなく故意的に無力化を狙う会社もありますので気を付けて下さい.

 

一見、頼りになりそうに見えますが、実態は「依存させている」だけ。

判断力も管理力も奪われたオーナーが、いつの間にか経営のコントロールを失い、

取り返しのつかない事態に陥るケースを、私は何度も見てきました。

 

クライフは、そんな関係性を決して良しとはしません。

私たちが目指しているのは、クライアントが「自立」した状態で、

共に改善や成長に向き合える関係です。

だからこそ、時に耳に痛いことも正直にお伝えしますし、

「すべてお任せください」とは、あえて言わないこともあります。

 

頼れる存在でありながら、依存させず自立をサポートする。

そこにこそ、プロフェッショナルとしての仕事へのプライドがあると思うのです。

 

最後に

今日は何が言いたかったかっていうと

 

「依存心の強い人は経営をしない方がいい。

賃貸マンションを持つのも立派な経営です」

 

ってこと。

 

 

「この人がいないと困るではなくて

この人のおかげで今の私がある。」

 

そう思ってもらいたいし、

自分もそう思いたい。

 

そんな関係がシンプルに素敵だなと思うのです。

 

 

今日はこのへんで。

ではでは。

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