おはようございます。
春は、いつも静かにやってきます。
暖かくなった空気。
少し明るくなった朝。
冬が終わる気配。
そして――
鼻水。
そう、花粉です。
これまで私は、
花粉症という存在を
どこか遠い国の出来事のように見ていました。
「大変そうですね」
「私はまだ大丈夫なんですよ」
花粉症の人たちを横目に、
どこか余裕の表情で
春を過ごしていました。
しかし、昨年。
目のかゆみ。
止まらないくしゃみ。
鼻のむずむず。
「いやいや、そんなはずはない。」
そう思いながらも、
心のどこかで気づいていました。
――あ、これは。
そしてついに私は、
長年見て見ぬふりをしていた世界へ
正式に足を踏み入れてしまったのです。
そして今朝。
目覚めて最初に聞こえた音は、
目覚まし時計ではなく――
くしゃみ。
どうやら花粉は、
今年も忘れずに
私を訪ねてきたようです。
春の訪れとともに。
歓迎はしませんが、
どうやら今年も
この見えない相手と
付き合っていくことになりそうです。
ヘルプミー、tissue
それではっ!!
