最近ニュースで見かけたのですが、京都市西京区で自動運転の市バスのテスト走行が始まるそうです。運転手がいなくてもバスが走る時代。少し前までは映画の中の話のようでしたが、いよいよ現実になってきましたね。
人手不足が課題になっている交通業界にとって、自動運転は大きな可能性を持っています。安全性が高まり、運行も安定すれば、地域の移動手段を守る大きな力になるでしょう。技術の進化というのは、本当にすごいものだと感じます。
ただ一方で、「すべてをデジタルに任せればいいのか」と言われると、そうでもない気がしています。
バスに乗る人の中には、高齢の方もいれば、観光で初めて京都に来た人もいます。困っている様子に気づいて声をかけたり、ちょっとした安心感を与えたりするのは、やはり人の役割ではないでしょうか。
これは、私たちの賃貸管理の仕事にも通じる部分があります。
最近は、オンライン内見や電子契約、AIによる査定など、デジタルの仕組みがどんどん増えています。確かに便利ですし、スピードも上がります。デジタルの力で業務が効率化されるのは、とてもありがたいことです。
しかし最終的に、オーナー様が安心して任せられるかどうか、入居者様が「ここに住みたい」と思うかどうかは、人の言葉や対応の温度だったりします。現地に足を運び、部屋の空気を感じ、細かなところまで気づく。そういうアナログな感覚が、とても大切だと思っています。
自動運転のバスも、デジタルの技術と、人のサポートが組み合わさってこそ、本当に安心して利用できるものになるはずです。
便利なデジタルと、温度のあるアナログ。
どちらか一方ではなく、その“ちょうどいい配分”を見つけること。
これからの時代は、そのバランスをどう作るかが大事なのかもしれません。
技術が進む時代だからこそ、人の役割を改めて大切にしていきたいですね。
