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「SNSとAI社会が生むもの」について

日曜ブログの153回目。

二度寝していいんだと思える休みの午前ほど、幸せなものはありません。

そして「やりたくないなー」と毎回思いながらもジムで運動して、
そのあとに食べる一週間に一度のご褒美、フリップアップのベーグルの旨さといったら言葉に出来ません。

以前は毎週末でも刺激が欲しかったり、イベントがないと寂しく感じたりしたけど今となっては、
数か月先の楽しみは用意しつつも、変わり映えのないルーティンを繰り返せる事が嬉しいというか、
心底有難いという感覚になりました。

仕事して、読書して、英会話して、ジム行って、料理して、掃除してたら、
「あ、もうこんな時間だ、寝ないと」って感じで一日が終わります。
(日常がミステリアスって言われるけど至ってフツーなのです)

経営者になりたくてなったわけではないけれど、
経営者向きだったかなと思える部分があるとすれば、「人が好き」ってことと「仕事が好き」って事ですかね。

思えば本も、見る番組も、英会話も、ジムも、料理も。全部のルーティンが仕事に繋がっていると
思えると頑張る気になれるんで、それはそれはかなり好きなんだろうと思います。

あと、あれ。
お酒、異性、ゴルフ、ギャンブルという、経営者にありがちな「落とし穴」にもハマらずにいられます。

聖人君子なんていないし、羽目を外すのも人間なのでダメだとは思いませんが、
仕事よりもそっちが好きだ、いや、何なら仕事なんてただの手段で、
遊ぶことの方が目的だなんて公言する人と、一緒に仕事をしたいとは思いませんよね。

「もっとお酒飲んで遊ばないと、人生の何が楽しいの?」って散々言われますけど、
自分は程ほどでいいんです。
(酒ばっかり飲んで何が楽しいの?)

泥酔して楽しかったはずだけど記憶はない、お金は減っている、朝起きたら絶望感に満ち溢れている、
そして半日二日酔いでパフォーマンスが下がる。

一体誰得なのでしょう。

完璧じゃないからこそ人が好きなのですが、
最高を目指してはいたいのです、1年は52週。
人生は短く、時間は有限ですから。
一番若い自分の可能性を、今引き出さなかったら絶対に後悔してしまう。

そんなのは嫌だ。
(アンパンマン)

さて本題。

「SNSとAI社会が生むもの」について

6月、7月にかけて、加速度的に中小企業の倒産が増え、
世の中が割と殺伐とした雰囲気になる事が想定されます。
すぐに解消されるという事はなく、1年以上続く可能性もあるでしょう。

自粛警察や、同調圧力もまた出てくるでしょう。
暖かくなると変な人が現れるのと同様に、
不景気になると攻撃的になる人が増えるものです。

「困った時ほど助け合おう」

そんな思いやりや協調性という日本の美学が発揮されることを願いたいのですが、
SNS社会の悪影響によって、もはや日本人の精神は存亡の危機。

パッと持ち上げて、何かあれば全員で袋叩きにする。
人が落ちぶれる様や、トラブルに巻き込まれている様を、安全地帯からしたり顔で解説する。

「この人に比べたら自分はまだマシだ」と下を向いて安心している自分の醜い顔を、
一度鏡で確認して下さいって感じです。

他人のキラキラした生活と自分の生活を比べて、勝手に落ち込む。
上っ面で煽るだけ、目立ちたいだけのネガティブインフルエンサーの意見をつい信じてしまう。
思考の壁打ち(相談)すら、人ではなくAIにする。

影響力を持つ事が正義のように、見せかけのお金を持っていることが幸せかのように。
世の中に誤った価値観をバラまいて欲しくないものです。


人間で一番汚い感情である恨み、妬み、僻みを増長させ、争いを増やす。
論争だの、論破だのって言葉がもてはやされていますが、
口先だけで相手を思いやれない人のどこが格好いいのか全く分かりません。


互いの「自分の正しさ」をぶつけ合えば争いが起きます。
相手を想う気持ちや、譲り合う気持ち(共感)がなければ、揉め事はなくなりません。
(小学校の道徳で習いましたよね?)

それでもAIが寄り添ってくれるから、自分は正しいと言ってくれるから大丈夫なんて
本当に心から思えますか?

事実と解釈の区別もつかなくなるぐらい自分の頭で考えなくなって、
自分の感情で語れなくなって、それのどこに、自分の人間としての価値があるのでしょうか。


失敗する事もなければ、泥臭く成功する事もない
誰かの様子を眺めて、誰かの意見に何となく従うだけの人生なんて、味気なくないですか。

「完璧ではないからこそ人が好き」って冒頭書きましたけど、
失敗して挽回していく過程の中に、人としての魅力が詰まっているからこそ、そう思うのです。

あ、ちなみに、
AIに書かせた文章や提案は、すぐにわかります。

私が会社で社員と会話するときに、
良く言う言葉を2つを紹介します。

「で、どうしたいの?」

「匂いが伝わるような報告と提案をして欲しい」

結局、私が知りたいことも、
相手に自分の頭で考えて欲しい事も下記のことなのです。

① 今はこういう状況で

② こういう問題があって

③ こういう解決方法の選択肢がある中で

④ 自分はこの方法で進めたい

⑤ なぜならば、こういう結果を出したい(こうしたい)からです

SNSやAIに依存しきった人間には、この「④と⑤(自分の意志)」の組み立てが出来ません。
AIはプロンプト(指示)に忖度して、それらしい綺麗な回答を出してくれますが、
現場ごとのタイミングや、登場人物の感情に寄り添う事は出来ないから、実務ではそのまま使えないのです。

なにより、他人の借り物の言葉は人の心に響きません。
そして言葉が響くかどうかに「正しさ」は関係ありません。

「正しさは解釈で、誰かは事実。」

そう思う場面を多々見かけます。
解釈は無限ですが、事実は一つ。

「何を話すかよりも誰が話すか」

実際は、正しさよりも人としての信頼が上回るのです。

共感し、裏付けのある経験に基づいた言葉、抑揚、表情。
その上で、お互いが「自分の頭で考え、自分の心で感じている」から響くのです。

なので、「どっちが正しいか」なんて論争は意味がなくて
双方信頼されなくなっていくだけの泥沼なのですぐやめましょう。

ぶっちゃけ、自分の「正しさ」だけを主張する人は、ただの自己中。
言われるうちが華で、言われなくなったら終わり。
だから自分にとって、耳が痛い事を言ってくれる人を大事にした方がいいと言うのです。

まあ、自分の解釈を聞いて欲しかったら、相手の解釈をまず聞こうねっていうのが
大前提なのですが、分からなくなる時もあるのでしょう。

言えないタイプの人は無理して言わなくていいけど
言えるタイプの人は言った方がいい世の中になると思うので
勇気を持って言いましょう。

もしストレートに自己中だねって言ったら相手が怒りそうだったら
英語で言ってみたらどうかな。

「あなたってセルフィッシュだね」って。

ちょっと格好いいから誤魔化せるかもしれません。
(責任は取りません)

もとい、自分の頭で考えることを放棄し、他人の痛みには鈍感になり、
SNSで拾った薄っぺらい正義感や、AIが弾き出した答えだけを頼りに生きる人たちを、
皮肉を込めて私は「自己中ゾンビ」と呼んでいます。

孤立状態までになった人をゾンビと定義しています。
残念ながらこれから先は、自己中ゾンビが増殖し、自分の正しさ(解釈)を押し付けて
噛みつき合い、分断を生む世の中になっていくことでしょう。
(そんな映画あったっけ)

「自己中ゾンビ」の特徴と、対処法を簡単にまとめておきます。

■ 自己中ゾンビの特徴

・「話せばわかってくれる」という誤解

その場では理解したふりをするものの行動は改善されない。
論理を理解できないのではなく、そもそも他人の論理を「理解する必要がない(自分が正しい)」と思っている。

・自己都合が絶対優先

「相手の役に立ちたい」と口では言っても、行動は常に「自分の快適さ」が優先される。
相手からの有難うを「喜んで貰えて嬉しい(謙虚)」よりも「俺って凄い(傲慢)」になりがち。
例:相手を褒めない、自分の話ばかりする、相手の言葉を途中で遮る、会話のキャッチボールが出来ない

・感謝を忘れる

人からしてもらった事への感謝をすぐ忘れる。基本は「貰うスタンス」で、良くて貰ったものを返すのが精一杯。
与えるとしても損得勘定のギブ&テイクのみ。

■ 対処法

① 感情と論理は基本通じないので、事実と結果ベースで話をする。(解釈で話さない)

② 反応を薄くする。喜怒哀楽の感情を見せると、それが相手の報酬(ゾンビを引き寄せる餌)になる。

③ 言葉ではなく行動で境界線を示す、距離感が大事。無駄な熱量を出して説得しない(己の行動で気付かせる)。

■ 自己中ゾンビを「人間」に戻す方法
もし、縁あって関わった相手がゾンビ化した場合、本気で人間に戻したいなら荒療治が必要になります。

  •  「安易な正解(エサ)」を一切与えない

AIのように、彼らが求める「褒め言葉」や「耳障りの良い答え」、「指示」を与えないこと。
与え続ける限り、彼らは他人の思考を養分にしてゾンビのままで居続けます。

  •  「どうしたいの?」と問い続ける

思考を放棄しているので脳みそに、強制的にエンジンをかけさせます。「あなたはどうしたいの?」と、常に自分の意志(④と⑤)を求め続けること。最初は「ウーン」と唸るだけで答えられないので、相当な根気が必要です。

③ 「痛覚」を取り戻させる(失敗させる)

安全地帯から引きずり出し、現実の摩擦の中で思いっきり失敗させます。自分の頭で考えて行動し、恥をかき、悔しい思いをする。その「痛み」を感じた瞬間こそが、「人間」に戻る第一歩です。

どんな人もゾンビになる可能性があるので注意は必要。

とはいえ、今日何が一番伝えたかったかっていうと
「失敗するのが人間」ってこと。


伸びしろも、魅力も、色気も、人間臭さも原材料は全部失敗。
完璧主義でも何でもいいけど、完璧にはならないから面白いのが人間なわけです。。



だから、これから先も自分の頭で考え、汗をかき、美味しいベーグルを食べて、
目の前の「完璧じゃないけど一生懸命に最高を目指す仲間」と失敗を乗り越えて生きていきますよ。

人間臭い「人」と、人間臭い「仕事」が価値になる時代だと信じて。

今日はこのへんで。
ではでは。

【今週のQ&A】

Q. 採用面接などで、相手が「自己中ゾンビ」かどうかを見抜く質問やポイントはありますか?

A. 「最近、一番理不尽だと感じた失敗と、その理由」を聞いてみます。 自己中は、必ず環境や他人のせいにします。自分の正しさを主張し、他者への感謝や想像力がすっぽり抜け落ちているからです。
逆に「あの時は理不尽だと思ったけど、今思えば自分のここが足りなかった」と自責で語れる人は見込みがあります。

ただ、厄介なのが「隠れゾンビ」です。
一見自責っぽく語っていても感情がこもっておらず、「あんな理不尽な経験があったからこそ、今の自分があるんです」と、上っ面の綺麗事でまとめるタイプ。 本当に相手の立場に立ち、相手の感情を想像して出た言葉なのか。表面的な言葉に騙されず、納得いくまで質問を掘り下げて、その人の「匂い」を確認してみてください。

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この記事を書いた人

株式会社クライフ代表の唐津です。
趣味:料理、ドライブ、読書、プロレス観戦
何事もつい本気になってしまう性分です。
座右の銘:「人生とは何を得るかではなく、何を残すかにある」
仕事でも目先の成果より、後から効いてくる価値を大切にしています。派手さよりも、愚直に日々の行動を積み重ねられる誠実な人が好きです。
人生を一生懸命生きる仲間を増やして笑顔で過ごしたい。その為にも日々を割と真剣に向き合っています。

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