11月に入り、朝晩はすっかり寒くなってきましたね。
つい最近まで「暑い、暑い」と言っていたのに、気づけば冬はもう目の前です。
季節の移り変わりは本当に早いですね(笑)。
さて、そんな寒くなる前に、賃貸管理の仕事で大切にしたいことがあります。
それが**「空室の点検」と「電気の通電確認」**です。
入居者様が生活されているお部屋は、日常的に水道や電気が使われ、室内の換気も行われています。
しかし、空室になると状況は大きく変わります。
窓を開ける機会が減り、空気がこもりやすくなったり、排水トラップの封水が蒸発して嫌な臭いが発生したりすることもあります。
また、長期間使用していない設備は、いざ入居が決まって動かそうとした時に、不具合が見つかるケースもあります。
特にこれからの季節、気をつけたいのが寒さによる設備トラブルです。
冬場は気温が下がり、地域や建物の条件によっては給水管や給湯器の凍結リスクが高まります。
実は、給湯器の中には、電気が供給されていることで凍結予防ヒーターなどが作動する機種があります。
そのため、電気代を節約しようとブレーカーを落としてしまうと、凍結防止機能が働かなくなる場合があるのです。
もちろん、すべての給湯器が同じ仕組みではありませんし、通電していれば絶対に凍結しないというわけでもありません。
機種や設置環境に応じた対策が必要ですが、冬場の空室管理では特に確認しておきたいポイントです。
空室だから誰も使っていない。
だから電気も水道も止めておけばいい。
一見すると合理的に思えますが、実はそれが思わぬ修理費用につながることもあります。
これは賃貸経営においても大切な考え方だと思います。
目先の電気代を節約した結果、設備が凍結して破損してしまえば、かえって大きな出費になる可能性があります。
また、空室点検は設備を守るだけではありません。
室内の換気や通水、異臭・漏水の確認、設備の動作確認などを行うことで、次の入居者様を気持ちよく迎える準備にもつながります。
空室は「誰も住んでいない部屋」ではなく、「次の入居者様を待っている大切な商品」です。
だからこそ、入居中と同じように、定期的に目を向けることが大切だと感じています。
賃貸管理の仕事は、何かトラブルが起きてから対応することだけではありません。
何も起きないように、先回りして準備することも大切な役割です。
寒くなってから慌てるのではなく、寒くなる前に一度確認する。
そんな小さな積み重ねが、オーナー様の大切な資産を守り、次の入居者様の安心につながっていくのだと思います。
今年の冬も、トラブルなく乗り越えられるよう、今のうちからしっかり準備していきたいですね!
