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見返りについて ~航海3033日目~

日曜ブログの30回目。

いきなり本題、「見返りについて」

 

先日、とある会社の方々と食事をしていた時に印象に残った話。

 

「同じ社内でも同じことをしているのに

人によって受取り方(印象)が変わってしまう。

なんでそんな事が起きるのか」

 

みたいな話になりました。

 

それは単に見た目、性格、行動の好き嫌いだけではないようです。

 

事実として良い事でも

解釈として良い事になるとは限らない

という話です。

 

 

色んな事例はあるものの、要するに

 

「まだるっこしいのはあかん」

つまり

 

見返りを求めているという姿勢が見えると

応援する気が冷めてしまうようです。

 

うーん。

そらそうだ。

 

でもそう思われるのは折角良いことをしているのに

もったいないですよね。

 

 

丁度うちの会社でも

 

「ロック(粋)にいこう」

 

という合言葉が無理矢理流行っています。

 

なんで俺だけ・・・、●●のせいだ

と思うか

出番だ!、●●のおかげで

と思うか

 

事実は一つでも解釈は

人によって多岐に分かれます。

 

前者は粋じゃないよねっていう考え方の方が

どちらかと言えば健康的ですよね。

 

 

出来ない理由より出来る理由。

どうせやるなら楽しくやろう。

 

という事です。

 

プラス 

勝って驕らず負けて腐らず

 

なんて言葉もあるように

やってやった、とかしてあげたことを強調するのも

粋じゃないですよね。 

 

こんな脳科学のデータがあります。

 

人間、誰かに「してもらったこと」の35倍も多く

自分が「してあげたこと」を覚えている。

 

つまり、してあげたと自分が思っていても、自分が思う35分の1ぐらいしか

相手は覚えていないってことです。

 

つまり1:1にはなってないんです。

なっていたらそれは奇跡で本当に有難いことなんだなと。

逆に「してあげたこと」を主張することは

冒頭の話にあったように「まだるっこしい」と思われてしまう事に

なりやすいわけです。

 

まあ、少し切ないですけど事実として

「見返りを求めたり」

「自分ばっかり」

と思うことは間違っているというか、感情の無駄使いだなと。

 

 

ちなみにそんな脳科学データを知る前に

見返りについて私自身は随分前に諦めましたよ。

(諦めてなかったら発狂しています)

5.6年前かな。

 

長くなるので何があったかは割愛するとして

こう思うように変わったのです。

 

誰かや何かに強い期待を持つことは

誰かや何かを責めることに繋がる。

 

 

そうそう。

気付いたのです。

 

他人を責めることの根本的な原因は

自分が自分を責めていることが多いなと。

 

あの人が許せない!とイライラしている人の本音は

自分自身が自分を許せていない事が原因だったんだなと。

 

 

見返りは自分から湧いてくるもので、

それを分かち合える仲間がいれば

人生はハッピーと言えるのかなと。

 

たとえば、

親に自慢してもらえる子供でありたい、

子供に自慢してもらえる親でありたい、

 

そんな事ももちろん考えましたし

今も多少は思っています。

 

それらもとても良い事ですが

一番は自分で自分を自慢出来るように

なれればいいなと思っています。

 

そう。

 

自分に自信があれば、

そこまで他人に期待しなくても

強く生きている

 

そう思うからです

(もちろん良い意味で)

 

まあ、まだまだそこまでの自信はありませんが

それに挑戦する過程こそが生きがいであり、

誰と比べる事も出来ない、する必要もない

たった一つの生きがいになるのかなと。

 

あれ?

生きがいがあれば見返りなんて無くても生きていける?? 

 

 

なるほど、今気付きましたよ(笑) 

アウトプットって大切ですね。

 

自分で自分をロック(粋)だなと

思えるように生きていきますよ。

 

 

今日はこのへんで

ではでは。

 

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この記事を書いた人

株式会社クライフ代表の唐津です。
趣味:料理、ドライブ、読書、プロレス観戦
何事もつい本気になってしまう性分です。
座右の銘:「人生とは何を得るかではなく、何を残すかにある」
仕事でも目先の成果より、後から効いてくる価値を大切にしています。派手さよりも、愚直に日々の行動を積み重ねられる誠実な人が好きです。
人生を一生懸命生きる仲間を増やして笑顔で過ごしたい。その為にも日々を割と真剣に向き合っています。

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