日曜ブログの155回目。
いきなり本題。
「教育よりも共育」について。
先日、恒例になった家族交流会を開催しました。
「うちの社員は、この人たちに愛されているんだな」
「この人たちの笑顔のために、毎日頑張っているんだな」
そんな光景を目の当たりにすることで、「彼らともっと真剣に向き合おう」「もっと大切にしよう」という気持ちになれます。昭和だからなのか、うちだけかはわかりませんが、家族でのイベントとかほとんど記憶にない幼少期だったので、尚更良いなあと思うのです。
(もう年ですね)
なんせ、うちの社員はめちゃくちゃ家族想い。
自分とは違って家族想いの人を採用しているのでそらそうか。
やはり人を疑うとか、裏切るとかのリスクが低いように思います。
仲間を信じる、大切にする姿勢は本当に尊敬レベルです。
まあ、人から貰った嫌なトラウマを人に返してしまう現象はあるあるですが
そうなるとチームワークなんて作れないので、
これからも家族を大切にする人を採用していきたいなと思っています。
さて、早速話が逸れましたが、子供の成長は本当に早い。
参加してくれる子供たちは年々「別人?」と思うぐらい。
でも、実は負けず劣らず、社員自身も成長しているのを私は知っています。
(こっそり誇らしくなれる時間なのです)
「自分以外の誰かを大切にする気持ちは、人を成長させる」
これは間違いない。
そして、私にも子供がいます。
(もうすっかり大きくなりましたが)
家事や育児そっちのけでひたすら仕事ばかりしているので
自分が「良い父」だったとは到底思いませんが、
子供の存在がなかったら今の自分はなかったと言い切れます。
子供は思うようにいかないし、
言っていることも聞いてくれない。
それに比べれば社員はちゃんと話を聞いてくれて、
何なら改善もしてくれる。
「なんてありがたい存在なんだ!」
何度思ったことでしょう。
そして、私は社員と向き合う「忍耐力」と「感謝」を持つ事が出来ました。
「社長は怒らなくなった。もし昔みたいに怒っている社長のままだったら、
きっと辞めていた」と、10年以上勤務している某社員は言います。
そうです、私が成長したというより、子供のおかげです。
まさか子供も社員の退職抑止に貢献していたなんて思っていないでしょう(笑)
もとい。
親と子の関係を思い返して、思う事があります。
「親が子供に与えられる一番大事なものは何か?」
お金でも、財産でもない。さて何でしょう?
(シンキングタイムです)
母親は、こんな言葉を絶対に言いませんでした。
「お前はダメだ」
「こうすべきだ」
「親の言う事を聞け」
そして、いつも言うお決まりのセリフはこちら。
「私の子供なんだから、やればできる」
上手く行った時も、失敗して落ち込んでいる時も、全部この言葉で片付けます。
「何の根拠があって言っているの?」と、何度も疑いました。
それぐらい、可能性を肯定し続ける母親でした。
(ちなみに元気に存命中です)
世間で言うと、「親バカ」だなと思います。
でも「バカ親」では無いなと。
どんな時も子供の可能性を信じ続けるのが「親バカ」。
子供を自分の思い通りにコントロールしようとするのが「バカ親」。
きっとそうなんじゃないかなと今は解釈しています。
いつからか母親の言葉を疑う事を諦めた自分になっていました。
きっとそのおかげで、今も自分の可能性を疑っていないのでしょうね。
さらに、それが高じて会社の理念も
「ヒトの可能性を最大化する」になっているわけです。
「君よりも、君の可能性を俺は信じている」
社員面談でそんな言葉を言っている自分を客観的に見ると
えらい影響受けてるなと恥ずかしくなります。
とはいえ、子供と社員は違うけど、
共通している部分はめちゃくちゃ多いですね。
家族が揉めてると仕事も上手く行かないというあるあるも
説得力しかありません。
相手の可能性を真剣に考えると、
相手の立場や目線で考える時間が増えます。
共感して全部相手に合わせるのは少し違うけど、
意見は違えど相手がどうして今そういう気持ちになっているかって考えるのは大事だと思うんですよね。
まあ実際、特に気が合わない人の場合は、より深く考えた方が良いんですけど、それはまた別の話。
子育てしながら仕事も頑張る時代です。
どんなに仕事ができる人でも、子育ても上手くいくとは限りませんしその逆もしかり。
子供と親の関係では「教育」という言葉がつかわれますが、
実際のところ、子供が1歳なら親も親になってから1歳。
体調は崩すし、問題は起こすし、反抗期にもなる、嘘をつく、誤魔化す、逃げる、騙す。
子供だけでなく、大人でもある事ですよね。
つまり大人なんて、大人のふりした子供みたいなもので
知識や経験や信頼関係の差が、少しあるぐらいです。
親になったから、後輩が出来たからって背負いすぎなくていいのです。
大して与えられるものもないのに、『与えなきゃいけない』って背伸びしていたら
しんどくて楽しくないでしょうし無理をすればどこかで必ず歪みが出ます。
「教育」よりも「共育」
一緒に遊んで、一緒に挑戦して、一緒に成長したらいいんじゃないかと。
失敗しないように教えるよりも、楽しさを伝えるのが一番素敵だと思うのです。
最後に今日伝えたかったこと。
引っ張りましたが、親が子供に一番与えた方がいいもの。
それはズバリ。
「根拠のない自信」
自分が親から無条件に信じてもらったように、
大切な人たちへその自信を繋いでいけたらいいなと。
自分なんてまだ何者でもないけれど、絶対に次の世代へ残していきたい。
このブログもその活動の一つです。
子供たちに「憧れの背中」を見せて働ける環境にすると決めているのです。
今日はこのへんで。
ではでは。
【今週のQ&A】
Q. 部下や後輩に対して、つい自分の思い通りに動かそうとする「バカ上司」にならないためのコツはありますか?
A. 相手を「自分のコピー」にしようとしないことです。
バカ上司は、自分の成功体験や価値観を押し付け、思い通りに動くことを「成長」だと勘違いします。
一方、「自分とは違う可能性」に期待してワクワクできる人が良い上司。
相手を思い通りにコントロールするのを諦めて、一緒に挑戦を楽しめるようになれば立派な上司の完成です。
一緒に成長したらいいのです、ここでもキーワードは「共育」です。
