ここ数年の物価上昇の影響は、不動産の管理現場でも強く感じるようになっています。特に住宅設備の分野では、価格の上昇だけでなく、製品ラインナップ自体の変化も起きています。
例えばエアコンについては、今までは賃貸物件向けとして比較的安価なシンプルモデルが多く販売されていました。しかし2027年4月以降、経済産業省の省エネ基準
引き上げにより低価格モデルの販売が終了するエアコン2027年問題があります。
高性能モデル中心となり、本体価格の上昇(約3〜4割)、駆け込み需要による在庫不足や工事費高騰が懸念されています。
また照明についても大きな変化があります。これまで長く使われてきた蛍光灯は、環境負荷の観点から国際的に水銀使用の規制が進み、今後は製造や輸出入が段階的に終了する予定です。日本でもすでにLED照明への切り替えが進んでおり、今後は蛍光灯器具自体の入手が難しくなっていくと考えられます。
賃貸物件では、エアコンや照明は入居者の生活に直結する設備です。こうした製品の流れを踏まえると、故障してから対応するだけでなく、計画的にエアコンや
LED照明へ交換など、設備更新を検討していくことも重要になってきます。
弊社では、こうした設備の動向や市場環境も踏まえながら、オーナー様の物件状況に合わせた設備更新のタイミングやコストバランスについてもご提案しております。
今後も管理の現場から得られる情報をもとに、オーナー様の大切な資産価値を守り、長期的に安定した賃貸経営につながるサポートを行ってまいります。
