管理戸数3062戸
入居率98.16%

「原石の見つけ方」について

日曜ブログの143回目。

昨日はバレンタインデーでしたね。

世の中の男性諸君が一喜一憂する日ですが、私はチョコの数よりも「管理物件の入居率」の方が気になって仕方がない、ロマンチックのかけらもない男です。

恋だの愛だの浮かれる時間もお金も熱量も、全て仕事に放り込みます。

(すねてません)

そう、危機感持ってくださいね。

この貨幣価値は下がり続けているインフレの時代、

投資できる時間も有限なので、余所見している時間などないのです。

とはいえ、「投資したくてもできひんやん」という声も沢山聴きます。

不動産、株、金などの現物投資がいいとわかっても、もう値段は高騰していますからね。

ちっちっち。

投資先ありますよ。

それは「自分」です。

自己投資ね。

今のところ、仕事と筋トレと

「どらもっち」の美味しさには裏切られた事がありません。

さて本題。

今日は「原石の見つけ方」について。

先日、所属している宅建協会のイベントに登壇させていただく機会がありました。

テーマは「賃貸管理」について。

会場には多くの業者さんが集まっており、私はパネリストとして、皆様からの「管理の疑問・質問」に、忖度なしでお答えしていたのですが、会場の熱気を感じて、改めて思ったことがあります。

「ああ、時代が変わったな」と。

私がクライフを創業して、賃貸管理(プロパティマネジメント)に力を入れ始めた頃、周囲の反応は冷ややかなものでした。

同業者からは、よくこう言われたものです。

「唐津さん、管理なんてよくやりますね」

「あんなもん、クレーム産業でしょ? ややこしい上に、手数料も安いし割に合わへん」

そもそも、不動産業界といえば「売買仲介」や「建築」が花形。

一発ドカンと決めて、数百万、数千万の手数料を稼ぐのが「不動産屋の成功」とされていました。

それに比べて、家賃の数%を毎月コツコツ積み上げる管理業なんて、地味で、面倒くさくて、儲からない。

まるで「貧乏くじ」を引いているかのように見られていたわけです。

(営業出来ないやつが管理をやらされる、という残念な文化もあったと思います)

ところがどっこいです。

あれから時が経ち、人口減少、空き家問題、相続問題が深刻化する中で、業界の空気は一変しました。

「これからはストックビジネスだ!」

「管理物件を持っていない会社は生き残れない!」

「管理のやり方を教えてください!」

なんということでしょう。

結局、「貧乏くじ」だと思われていた、その真っ黒な塊は、実は「ダイヤモンドの原石」だったわけです。

運が良かっただけと言うなかれ、

本当にその当時から管理は「貧乏くじ」には見えていなかったのです。

水漏れを直せば入居者様が安心する。

トラブルを解決すればオーナー様が喜ぶ。

街の困りごとを一つずつ消していく。

ふむ、、、

「やりたくない人は多いけど必要な仕事」かつ「必ず人の役に立てる仕事」やな。

そんな仕事が、価値がないわけがないやん。

しかも、やりたがらない人が多いなら参入障壁が高いから先にやった方がいい。

そう信じ込めたから、

周りがどう言おうと真っ黒い塊を磨き続けることができました。

じゃあ、今からみんなで管理を始めればいいのか?

と言われると、そう簡単にはいかないと思います。

端的に言うと、管理業の本質は、マニュアルやシステムといった「ノウハウ」ではないからです。

「つまらなくて面倒くさい現実」

これにどう向き合うかに尽きるからです。

水漏れと言われれば現場に走り、騒音トラブルがあれば間に入り、滞納があれば督促するなど、泥仕事とまで言わなくても地道な仕事が日常です。

ドンとやって、ガッと儲けて、ドカンと遊べるみたいなキラキラした仕事ではありません。

だから多くの会社が「儲かりそうだから」と参入しては、「つまらなくて面倒な現実」に直面し、本丸である「仕組みの構築の難しさ」に心が折れて撤退していきます。

とはいえ我々もドMじゃないので、辛いだけの仕事はもちろん嫌。

だからこそ、必死に考えたわけです。

「どうすれば、このつまらない現実を面白くできるか?」

物件価値を高める意識を仕組みに落とし込んだり、

クレームを「サービスリクエスト(SR)」と呼び変えてポジティブに受け止められるようにしたり、

箸が転がっても笑い合えるような社風を作ったり、チームで助け合う文化を育てたりね。

逆にね、つまらない現実、泥臭い仕事だったからこそ、

「どんな仕事でも楽しく変換できる想像力と創造力」

を手に入れることができたんでしょうし、

結果それが、クライフの強みになりました。

そして今回のイベントで話ししながら、私は心の中でこう思っていました。

今から自社で管理部門を立ち上げて、クレームの嵐に揉まれ、社員が定着せず悩み、夜も眠れない日々を過ごして、

そこから「楽しむ文化」まで醸成する。

そんな茨の道を、あえて進みたいというチャレンジャーな経営者の方は止めませんが、そうでないなら。

最初からクライフに任せてもらった方がいいかもしれませんね(笑)。

冗談ではなく、本音でね。

管理システムは買えても、「地道な仕事を楽しくこなす社風」「創造性」は、どこにも売っていません。

そしてよしんば、ある程度学んだとしても

わかっているのと実現させるのは大違いですから。

(ここは経営の深みです)

まあ、今回は「原石の見つけ方」についてで、管理を原石に例えましたが、

「人」に対しても共通している部分があります。

「つまらない、よくやるな」って言われても諦めずに続けたら勝ち。

なんて言うつもりはありません。

かっこいいけどね。

でも「つまらないこと」を「楽しいこと」に変えてきた経験。

実現出来ると思える素直さ、それを実現させようとする熱量。

それらを感じさせる人っていうのは、間違いなく「原石」なんじゃないですか?

そして、もう一つ言えるのは

原石は原石によって磨かれるので、

我こそは原石って人はうちにおいでね(笑)

あ、かっこつけたり、嘘ついたりは「炭」になるので要注意ね。

おっと時間だ、

どらもっち買いに行かねば。

今日はこのへんで。

ではでは。

【今週のQ&A】

Q. 「セミナーやイベントなど大勢の前で話す時って緊張しますか?」

A. 「あまり緊張はしません。自分のやってきたことを、あるがままの自分の感情で話すだけなので。

ただ、かっこつけようとしたり、嘘をつこうとしたら緊張して震えると思います。基本、主催者さんが『あなたなら大丈夫』と思って頼んでいると思っているので、もし失敗したら主催者さんの見る目がなかったって事にします(笑)」

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この記事を書いた人

株式会社クライフ代表の唐津です。
趣味:料理、ドライブ、読書、プロレス観戦
何事もつい本気になってしまう性分です。
座右の銘:「人生とは何を得るかではなく、何を残すかにある」
仕事でも目先の成果より、後から効いてくる価値を大切にしています。派手さよりも、愚直に日々の行動を積み重ねられる誠実な人が好きです。
人生を一生懸命生きる仲間を増やして笑顔で過ごしたい。その為にも日々を割と真剣に向き合っています。

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