賃貸管理の仕事をしていると、毎年やってくる“あの季節”。
そう、繁忙期です。
退去連絡、原状回復の手配、募集条件の見直し、内見対応、申込審査、契約書作成…。
電話もメールも止まらない。頭の中は常にフル回転。
正直に言えば、「よし来た!」という気持ちと同時に、「さあ踏ん張るぞ」という覚悟も必要な時期です。
でも、この繁忙期こそが、僕たち賃貸管理の真価が問われる時間だと思っています。
空室が決まるかどうかは、スピードと段取りでほぼ決まる。
退去が出た瞬間に現地へ向かい、空気を入れ替え、室内の状態を確認し、写真を撮り直す。
小さな傷や不具合をそのままにせず、「今できる最善」を積み重ねる。
この初動の差が、結果の差になると実感しています。
そしてもう一つ大切なのは、“気持ちの管理”。
忙しくなると、つい作業になってしまいがちです。
でも、オーナー様にとっては大切な資産。
入居者様にとってはこれから始まる新しい暮らし。
その間に立つ僕たちがバタついていたら、不安も一緒に広がってしまう。
だからこそ、どれだけ慌ただしくても、声のトーンは落ち着いて。
返信はできるだけ早く、説明は丁寧に。
“忙しい”を言い訳にしないことが、信頼の積み重ねにつながると信じています。
繁忙期は、体力も気力も削られる。
でもその分、成約の連絡を受けたときの達成感は格別です。
「お願いしてよかった」と言っていただけた瞬間、すべてが報われる。
一年でいちばんの踏ん張りどころ。
これはただの“忙しい時期”ではなく、信頼を積み上げるチャンスの季節。
深呼吸して、足元を整えて、ひとつずつ。
今年の繁忙期も、クライフらしく、丁寧に走り切りたいと思います。
