サラリーマンをしながら賃貸経営に踏み出そうと思った時には、右も左もわからず、どうしようと思っていました。
そんな時にオーナー業をしている従兄が、「すごい人がいる」と引き合わせてくれたのがクライフの唐津さんでした。
そして唐津さんは、「お金は出す。あとはそれに見合うだけの利益をこちらに戻してくれれば」という私の安易な考えを、根底からひっくり返してしまったのです。
「Nさんはこれから建てるマンションに、どんな人に住んで貰いたいですか?」
「建物の名前は大事です。あなたのビジョンが反映されるから。さあ考えてください」
「満室経営をキープし続けるには、駐車場も含めてこの家賃でおさめてください」
さあ私は驚きました。オーナーになるって、こんなにいろんなことを考えなくてはならないのか。
でも唐津さんにお尻を叩かれて勉強するうちに、どんどん面白くなっていったのです。
入居者の目線に立って考えると、工夫するべき点はたくさん見つかります。
こんな人に住んで貰いたいからここまでしておかなくちゃと思って、建物の色、植栽、動線などを考えていくと、ちゃんと相手の心に響くから不思議です。
おかげさまで転勤などで退去されてもすぐに埋まるという人気物件になりました。
そうなると私も面白くなってきて、ホームページまでつくってしまいました。
たった4戸の小さなマンションですが、ここで暮らした人が、住まいだけでなく私の地元の松尾を好きになってくれれば良いなあと思います。
そんな気持ちにさせてくれたクライフには、心からの感謝とリスペクトを捧げたいと思います。


