空室が長引くと、つい「ポータル掲載の強化を…」「リフォームの提案を…」と、
対策を“紙面”や“数字”で考えがちになります。
でも、本当に必要なのは、まず現場に足を運ぶことだと。
玄関のドアを開けた瞬間に感じる、ちょっとこもった空気。
数日間閉め切っただけでも、湿気やニオイは思った以上に蓄積されています。
まずは窓を開けて、空気の入れ替えをする。それだけでも空間の印象は大きく変わります。
次にチェックするのは、封水の確認。キッチン、洗面、浴室など、水回りは特に注意です。
長期間使用されていないと、排水トラップの水が蒸発して、ニオイが上がってくることがあります。
少量の水を足すだけで、あの“なんとも言えない臭い”はしっかり防げます。
そして、掃除。これはただの清掃作業ではなく、「このお部屋に次の入居者を迎えたい」という想いを込める、大事な“整え”の時間です。髪の毛1本、埃ひとつでも、案内時の印象は大きく変わります。
「ここ、ちゃんと手入れされてるな」って伝わることが、信頼にもつながるんです。
空室は、放っておけばどんどん“空室らしさ”が増していきます。
でも、人が手を入れれば入れるほど、“住まい”の空気が戻ってくる。
その空気感が、内見に来たお客様の背中を押してくれるんだと、信じています。
私は前職で埃のかたまりが一つあれば、それだけで邪気が生まれ、売上が落ちると叩き込まれました。笑
テクニックや分析も大事。でもまずは、「この部屋、今どんな顔してるかな?」って現地に行って、空気を吸って、整えてあげること。そこから空室対策は始まるんじゃないでしょうか。
